バリウム検査の当日は禁煙が必要?タバコを吸うと結果に影響がある?

健康

【 人間ドックの当日は禁煙するべき?何時間前までなら吸っても良いんでしょうか? 】

 

人間ドックなどで行うバリウム検査。前日から憂鬱な気分になりますよね?

 

分かります。

 

何時以降は「食事を摂っちゃダメ」とか「何時以降は水分を取らないでください」とか色々と規制がある上、当日あのドロッとした「バリウム」を飲むと思うと気が重くなります。

 

しかも、タバコを吸っちゃダメと言う話もありますので、喫煙家の方々には相当なストレスです。

 

喫煙は胃の中に何かが入るわけでもないのに、どうしてダメなんでしょうか?

 

また、もしかして朝早くの1本なら良いのかも?

だとしたら、何時までだったら吸ってもいいのでしょうか?

 

バリウム検査当日の「タバコ問題」についてまとめてみましたので参考にしてください。

 

追記

バリウム検査が嫌で、ついに「胃カメラ検査」に切り替えましたので、こちらの記事も参考にしてください。

 

 

 

 

結論、バリウム検査当日はタバコは吸わず、検査が終了するまで禁煙するのがベストです。

 

 

少なくとも、「バリウム検査の実施時間の3時間ほど前からはタバコは吸わないでください。」というのが、お医者様の話のようです。

 

ただ、頭ごなしに「タバコだめですよ」と言われてもちょっと納得いきませんよね。

 

そこで理由も調べてみました。

 

 

バリウム検査の当日にタバコを吸ってはいけない理由

 

 

実は喫煙をすると、肺だけでなく胃にも刺激を与えてしまいます。

 

刺激を受けた胃は活発に蠕動運動を始めますので、胃の中に入ってきたバリウムを腸に向かってどんどん押し出してしまうんです。

 

こうなると、場合によってはレントゲン撮影時に肝心のバリウムが足りない状態になってしまって、撮影に支障がでてしまいます。

 

検査に必要なバリウムの量が足りなくなる。

 

さらに、タバコを吸ったことで刺激された胃は胃液の分泌も始めます。

 

すると今度は、蠕動運動で少なくなったバリウムが胃液に阻まれ、粘膜にしっかりと付着しにくくなり、胃粘膜表面の病変がレントゲンに写りにくくなります。

 

腫瘍などがあってもバリウムが付着しにくいので、見落としがちになるという事です。

 

 

喫煙をしてしまうと、このように胃粘膜表面の病変を見落としてしまう可能性が高くなりますので、バリウム検査当日はタバコを吸ってはいけないといわれる訳ですね。

 

せっかく絶食をして、あのどろっとしたバリウムを飲み込んでも肝心の病変の診断ができなくなってしまっては意味がないですからね。

 

しかし、万が一忘れて食べ物や飲み物を取ってしまったり、タバコを吸ってしまった場合は病院に着いたら必ず申告して、医師の判断を仰ぎましょう!

 

場合によっては検査が日延べになるかもしれませんが、意味のない検査をするよりはマシですよね。

 

 

バリウム検査後は?

 

 

また、バリウム検査後は飲酒がダメです!

「アルコールを控え、水分をたくさんとって必要であれば下剤を飲んでください」と指示されます。

 

アルコールを飲んではいけない理由に関してはこちらの記事を参考にしてください。

 

これは、水分をたくさん体に取り込んでバリウムを排出しやすくするためです。

 

アルコールを飲むと利尿作用が働き、バリウムが出にくくなってしまいますのでバリウムが体外に排出されるまでは、アルコールは控えるようにしましょう。

 

バリウムが出ないとかなり辛いですよね。

私は普段便秘とは無縁なんですが、バリウムを飲むと詰まってしまった感覚で便秘が辛いです。同じようにバリウムが出なくて困る方はこちらの記事も参考にしてください。

 

年に一度の人間ドックやバリウム検査だと思いますので、この時だけはタバコやアルコールを控えて自分自身の健康の意識向上に務めてみてはいかがでしょうか?

 

 

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