身内に不幸があり、喪中で迎えるお正月になった場合に、子供たちへのお年玉はあげない方が良いんでしょうか?
お年玉と言えば子供たちのお正月の一番の楽しみですから、出来れば上げたいですよね?
しかし、親戚にマナー違反だと思われるのは困ります。
喪中とはなに?お年玉の由来は?お年玉はあげない方が良い?ポチ袋は?などを調べてみましたので、参考にしてみてください。
喪中とはなに?
日本では、身内や家族亡くなった場合に、一定期間を「喪」に服することになります。
日本では古来から「死」は「穢れ」と捉えられる事もあり他の人たちにそれが影響を与えない様にしたり、無くなった人を偲ぶ期間の事を喪中といいます。
そしてその期間は、お祝いの行事などを開催、参加したりすることは控えるのが一般的ですし、神社に参拝してはいけないと言われています。
お年玉の由来は?
では、喪中の期間に子供たちにあげるお年玉はどうしたらいいのでしょか?
それを知るためにはそもそものお年玉の由来を考えてみましょう。
神道では昔から、無病息災のお祈りの一つとして、年神さまに鏡餅をおそなえし、それをみんなに分け与えていました。
そんな儀式的な背景がありますが、現代ではどちらかというとお年玉をお祝い事の一つと考え「喪中はお年玉を上げない。」という考えが主流派になってきていますので、「お年玉」は控えましょう。
しかし、「お年玉」を普通の「おこずかい」としてあげる事も出来ますので、多くの方は「おこずかい」としてあげているようです。
ポチ袋はどうする?
通常のお年玉はポチ袋にいれ、「新年おめでとう」の言葉と共にお年玉をあげます。
ただし、喪中の場合には祝辞はNGの為、「お祝いに当たるような絵や言葉のないポチ袋」や「白い封筒」を利用し、新年のお祝いに当たらない言葉を添えて「おこずかい」を渡しましょう。
まとめ
「お年玉」は控えて、「おこずかい」として渡しましょう。
ポチ袋は新年のお祝いに当たる言葉や絵のないものや、白い封筒を利用しましょう。
喪中の期間であっても、出来るだけ子供には楽しんでほしいですよね?
色々な考え方の人がいると思いますので、嫌な気持ちになってしまう方が出ない様に配慮したうえで、親戚や関係者と相談し、こういった方法をとりましょう。
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