男性や子供は、つい日焼け止めを塗るのを忘れて、ひどい日焼けをしてしまう時がありますよね。
そんな時には痛みやかゆみがつらくて寝れない時もありますよね?
今回は、痛みやかゆみを抑える方法についてまとめてみました。
頑張って、ぐっすり寝ましょうね。
日焼けによる痒みの原因
そもそも日焼けをすると、どうして痒くなったりするんでしょうか?
日焼けは、紫外線によって火傷しているのと同じ状態です。
すると、体は日焼けによって破壊された組織を修復しようとして、日焼けをした箇所に浸出液を分泌します。
浸出液というのは傷などができた時などに、傷口に出てくる液体です。
浸出液は、日焼けで破壊された組織を修復する成分が入っていますが、同時に肌の神経を刺激して、日焼け後の痛みやかゆみの原因になってしまうんですね。
切り傷や擦り傷ができた時に、患部がかゆくなることがありますが、それと同じしくみです。
また正常な肌の場合には、表面の皮膚が油分と水分で覆われて、バリアの役目を果たしていますが、日焼けした肌は、このバリア機能も破壊されていますので、外部の刺激を受けやすくなり、かゆみを生じてしまいます。
こちらは乾燥肌がかゆくなるのと同じ仕組みです。
日焼けによる痒みの対処法3選
痒い所を冷やす
氷をビニール袋などに入れて、その上からタオルなどで包み日焼けしてしまった部分を冷やしてください。
熱があるとかゆみが強くなりますから、熱を冷ますことがかゆみ対策となります。
まずは氷や冷水のシャワーで20分~30分は、日焼けしてしまった箇所を冷やすようにしましょう。
冷やすことによって、血管が収縮してかゆみがおさまります。
とにかく冷やして、肌の炎症を抑えましょう。
患部にラップを貼る
白色ワセリンを塗った上から、皮膚にラップをすると、ヒリヒリや痒みを感じにくくなります。
日焼けでヒリヒリと痛い時は、白色ワセリンを薄く塗っておくだけで、表皮が薄いバリアに守られその保湿効果で痛みが緩和されるからです。
さらに、痛みや痒みが強い時はワセリンを塗った上から、食品用のラップをペッタリと貼りつけておくと、敏感になった患部が空気と遮断され、痛みや痒みを感じにくくなります。
そして、1日に3回くらいはラップを外して、皮膚を清潔に保ち、白色ワセリンとラップを付け直しましょう。
ムヒを塗布する
虫さされにの時の人気商品の「ムヒ」。
スースーして、気持ち良いですよね。
これが実は日焼けした時にも気持ち良いそうです。
- スースーする感覚が気持ちいい
- 肌の火照りが治まった
- 翌日には、ヒリヒリやかゆみが軽くなった
なんていう意見も多いようです。
薬剤師の方に聞いても、日焼けによるかゆみにも「ムヒ」はオススメのようです。
しかし、注意点があります!
日焼けした後に皮膚の弱い人は、皮膚が赤くなり、熱を持った状態になって、皮膚が炎症を起こす場合があります。
炎症を起こしている場合には、すぐに冷やす事です。
かならず、日焼け後に炎症が治まってから、かゆみがある場合に使いましょう。
炎症が起こっている場合は、絶対にムヒを塗らないようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ラップで痒みを抑えるのは、まだ一般的でなく、試したことのある方もすくないので、一度試してみると良いかもしれませんね。
しかしネットの口コミなどでも、医師も推奨しているようなので効果は高いと思われます。
痒みが酷い時は試してみてはいかがでしょうか?
またムヒのような軟膏を塗布するときは、ステロイドの強さや成分が違うため、むやみやたらに塗布せずに確認してから使用してください。
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