目の周りにポツポツと出来る白いポツポツ。
痛くも、かゆくも無いのですが、場所が場所だけに少し気になりますよね。
段々増えたり、大きくなったりしてきそうで気になります。
大変な病気ではないと思うんですが、気になるので調べてみました。
目の周りに白いポツポツ 稗粒腫とは?
可能性の最も高いものは「稗粒腫」です。
稗粒腫はまぶた、特に下まぶたに多く現れ、散発する粟粒大ぐらいまでの丘疹状皮疹です。
白黄色でこりこりと硬めで、中身は主に角質です。
稗粒腫は見た目が白ニキビに似ているため、ニキビと勘違いしてしまうケースが多いのですが、ニキビとは別物です。
特徴をまとめてみますので、ご自身の「目の周りのポツポツ」と比べてみてください。
その特徴は
- 目の下やまぶたなど、皮膚の薄い箇所にできやすい
- 1mm程の白いいぼ状のものができる
- 痛みや痒みがない
- 何回も繰り返しできる
といったもので、顔にできるので気になりますが、化膿したり炎症を起こしたりすることも無く、体に害はありません。
稗粒腫の原因は?間違ったスキンケア?
稗粒腫の原因は体質や油脂分の接種、洗顔不足などが原因ではないかと言われていますが、
稗粒腫は良性の粒腫であるため、あまり研究が進めらておらず、確実な原因は未だにわかっていません。
そのため、病院で診察を受けても、体質で出来やすい方もいますよ。などと言われるだけのようです。
稗粒腫は毛穴の毛包や、皮脂腺に溜まった角質や柔らかい毛が体外に排出できず、袋状になって溜まってしまったもののようです。
そのため、稗粒腫のできやすい人は、生活習慣の乱れや間違ったスキンケアによって
- 皮脂の分泌量が多くなっている
- 毛穴が詰まりやすくなっている
- ターンオーバーがうまくいっていない
このようにお肌が負のスパイラル状態になっている可能性が高いのです。
稗粒腫を出来にくくするには、お肌がしっかりと代謝できるように整え、うるおいを保てるように心がけましょう。
これを実現するには、ホルモンバランスを整えたり、生活習慣を見直すなど、内側からのしっかりと、ケアして生活習慣も改善していく必要があるため、じっくりと取り組んでいきましょう。
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稗粒腫の治し方
稗粒腫については確立した予防法はありませんが、一般的に予防になると考えられている事は次の通りです。
- 目や顔をこすらない
- 角質ケアなどを行う
- 皮膚を十分に保湿する
- 規則正しくバランスのよい食事を心がける
- 睡眠を十分とる
また、稗粒腫が出来てしまった場合には、その中から角質の塊を外に排出すれば綺麗に治ります。
ニキビの膿を出すような器具で一つ一つ押し出して取っていきます。
「皮膚科」もしくは「形成外科(美容皮膚科)」で治療することになります。
稗粒腫の数が多いとレーザー治療などを用いることもありますが、保険適応外になることもあるので、事前に病院に確認しましょう。
稗粒腫の予防法
皮膚の乾燥を防ぐ
いくら毛穴をきれいにしても、皮膚が乾燥してしまうと、再び皮脂の過剰分泌による毛穴の詰まりが発生し、粒腫腫の原因になってしまいます。
洗顔などで、毛穴の汚れや余分な皮脂を取り除いた後には
- 化粧水で毛穴に潤いを浸透させる
- 乳液やクリームで浸透した潤いを閉じ込める
この2つのケアを行い、肌が乾燥しないように十分注意しましょう。
また、毛穴のケアには保湿成分だけでなくビタミンCが配合された商品もおすすめです。
ビタミンCは毛穴引き締め効果や皮脂の分泌を抑える効果があるので、より汚れにくく、詰まりにくい毛穴を作ることができます。
できるだけ毛穴が保湿成分で保たれた状態を作ることで、余分な皮脂や汚れが入り込む隙間がなくなります。
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食生活に気を付ける
稗粒種は脂肪が中心になっていますので、食生活において脂っこいものや、甘いものの摂り過ぎにより、出来やすくなると考えられます。
極端に油の多いものや、甘いものを抑えて、栄養のバランスのとれた食生活を心がけましょう。
子供や女性に多い稗粒腫のまとめ
いかがでしたでしょうか?
稗粒腫という名前はなかなか知らなくても、よく見ると目の周りや頬に「ポツ」と稗粒腫を見つけてしまう方も多いと思います。
健康に大きな影響のない稗粒腫ですが、肌に害がなくても、人目に付くところに「ポツポツ」が出来るのは避けたいですよね。
まだ、完全に原因や予防法のある物ではありませんが、ポツポツのない綺麗な肌を維持するためにも、出来るだけのスキンケアは行っていきましょう。
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