左利きを矯正すると悪影響が出るってホント?上手な矯正の仕方は?

左利きの人が占める割合は、世界でわずか1割強しかいません。

ほとんどの人が右利きということになりますので、当然ながら、世間は右利きの人が使いやすい物であふれています。

たとえば、ジュースの自動販売機や切符の券売機を思い出してみましょう。

コインの投入口は右側に設置されていますよね。

「左利きあるある話」によく挙がる話題の1つに、「自動販売機の正面に立つことができない!」という話があります。

左利きの人は、販売機の右側に立たないとコインの投入口にお金が入れられないのです。

もしくは、販売機の正面に立ちつつ、体をひねって左手でコインを投入します。

今回は、そんな日頃から不自由な思いをしている、左利きの人の苦労や、矯正した場合の悪影響について説明します。

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左利きだと困る?

左利きの人は、「道具を使う動作すべて」に苦労します。

右利きとして生活をしている人からすると、「そんなに大変なの?」と思うかも知れませんが、市販の道具のほとんどは右利き用なのです。

今日は、そんな中でもひときわ左利きの人が困る物として、鍵盤ハーモニカの話を紹介します。

小学校に入学したと同時に、鍵盤ハーモニカの購入を求める学校は多いですね。

「ぼく、水色が欲しい」「私はピンク色のやつ買ってほしい」なんて声が、あちこちの家庭から聞こえてきます。

でも、左利きの子供を持つ家庭では、そんな悠長なことを言っていられません。

なぜなら、鍵盤ハーモニカは右利き用だからです。

小学校の授業や音楽発表会で、6年間も使用する鍵盤ハーモニカ。

それなのに、左利き用の鍵盤ハーモニカを製造しているメーカーがないのです!

この問題をどうにか乗り越えるには、2つの選択肢があります。

・小学校に入学する前に、右利きに矯正する

・ハーモニカにつなぐホースを長くして、左手でも演奏がしやすいようにする

なお、YAMAHAでは、左利きの人のために長いホースを販売していて、楽天などのネット販売で購入することができます。

ただし、鍵盤ハーモニカによってはYAMAHAのホースが合わないかもしれません。詳細を確認してからご購入してくださいね。

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左利きを「右利きに矯正する」ことの悪影響

ここでも「左利きあるある話」の1つを紹介します。

左利きを右利きに矯正した人たちの中には、親が知らないうちに「自分で矯正した」という話がよく出てきます。

幼少の頃は左手でお箸を持っていたはずなのに、いつの間にか右手で持つようになっていて、親を驚かせるという話はたくさんあります。

左手の子供は小さな頃から苦労を重ねるので、自分でその不便さが嫌になり、自分で矯正してしまうことがあります。

一見、矯正は上手くいったように見えますが、元・左利きの人には、必ずといっていいほど、「これは左手でやる」「この作業は右手を使う」など、2種類の利き手が存在します。

よくあるのが、ありとあらゆる動作が右手でできるようになったけど、携帯電話やメールのタッチ操作だけは右手じゃないと無理!という話です。

これには理由があります。

携帯電話は小さな頃から触る物ではありませんね。

中学生か高校生か、かなり年齢を重ねてから、突然触ることになった「新しい道具」です。

元が左利きだった人にとっては、新しい物の動作を習得するには、圧倒的に左手を使った方が楽なのです。

…ということは、左利きの人はやっぱり左利きなんですよ。

「右手を器用に使える、左利きの人」になっただけであり、とっさに使いたくなるのは左手だという事実がある限り、その人は左利きだということですね。

左利きの人が頑張って右手を使っても、特に支障がある場面にはそんなには遭遇しません。

まわりからは「両利きだ」とか「器用」だと褒められることもあります。

けれど、本当は左利きなのに、いつも頑張って右を使い続けていますので、やっぱり本人の脳はかなり無理していることになります。

それでも「矯正したい」という場合は…

左利きを右利きに矯正すること自体が、心や体にストレスを与えるものです。

上手に矯正していくには、ストレスを一気に高めてしまわないようにすることが大切です。

・お箸を右手で使う訓練をするときは、矯正用のお箸を買い、少しずつ矯正していく

・ボールを右手で投げる練習をするときは、左手に何かを持たせるなどして、自然に右手を使ってボールを投げさせる

・右手で少しでもできるようになったことがあったら、褒める

右利きに矯正していく過程で、まわりから褒められると、「矯正をポジティブなもの」と感じるようになります。

まとめ

元々左利きだった人の多くは、右利きのようでありながら、やっぱり左利きという、特殊な行動傾向を見せます。

赤ちゃんの頃から持たされていたスプーンだけは、どうしても左手でしか使えないという人もいます。

「これは右手でできる」「これは左手でしかできない」「字は右でも左でも書ける」などなど、左利きの人は、結構自慢げに利き手の話をしてくれます。

生まれたときから右手しか使ったことがない人から見れば、両方の手を使い分けて生活しているなんて、凄い!と思えますね。

まわりから「凄い」とか「器用だな」「とても真似できない」など、ポジティブな意見や感想を聞くことができれば、矯正は大変なだけでなく、楽しいものだと認識できるのです。

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