最近では花粉症の方などは、一年中お世話になっているエアコン。
工事をして取り付ける製品がほとんどなので、引っ越しや買い替えをしようとすると、今付いているエアコンの取り外し費用が発生します。
皆んさんあまりなじみが無い事だと思いますので、エアコンの取り外しに関する色々な事を分かりやすくまとめました。
エアコンの種類
まずは、エアコンの種類を見てみましょう。
中には自分でも簡単に設置や取り外しができるタイプもあるんですよ。
家庭用エアコン
エアコンにはいろいろな種類がありますが、主に使われているのは家庭用エアコンです、ルームエアコンともいわれています。
壁の天井付近にある壁掛け形といえばすぐイメージが沸く人も多いのではないのでしょうか。
- 床置き形
- 天井埋め込み形
- フリービルトイン形
- 壁埋め込み形
- 窓枠取り付け型
最近では、壁掛け型が多いですが用途にあわせて他の形も採用されます。
床に置くタイプ・天井に埋め込むタイプ・壁に埋め込むタイプ・壁掛けの主に4種類にわけられます。
業務用エアコン
お店やオフィスなどに置くエアコンのことを業務用エアコンと呼ばれています。
業務用エアコンはパワーが必要な事が多いので、家庭用エアコンよりもサイズが大きめにつくられており、大きい部屋でも空調管理をすることができます。
業務用エアコンにもいろいろな種類があります。
- 壁掛け形
- 天吊形(1方向・4方向)
- ビルトイン形
- 暖房用
- 床置き形
- ダクト形
- 天井埋め込みカセット形(全周・シングル・ダブルフロー)
以上の7種類が主に業務用エアコンの種類となっています。
最近のオフィスでは邪魔にならず広範囲に空調が効くように、天井にエアコンがついているタイプが主流です。
エアコンの基本構造
ほとんどのタイプのエアコンでは、室内機と室外機がセットになっています。
配管用の穴を壁に開けて、室内機と室外機をつなぎます。
室内機側で室温を調整し、室外機側に「排熱」を出すからです。冷房時に出る水分もこの配管用の穴を通して排出します。
エアコンの取り外しは難しい?
取り外す時は「ガス回収」を必ずすること
エアコンを取り外すときには「ガス回収」が必要です。
「ガス回収」に失敗するとガスが抜け、エアコンの再設置時にガスの補充が必要になったり、環境に悪影響を及ぼしてしまいます。
もっともポピュラーな壁付け型のエアコンを外す流れとしては、
- 冷房運転をしてガスを室外機の内部に回収する。
- 室外機の配管と電線を外す。
- 室内機の配管を外す。
- 室内機を壁から外す。
という流れです。
特別に難しい作業ではありませんが、高所作業もあり、なかなか大変です。
失敗の例としては以下の通り。
- ガスの回収失敗
- 配管を痛めてしまう
- 室内機破損
- 壁を破損
ご説明した通り、簡単ではありませんのでエアコンを再利用するなら、プロに任せる事をおすすめします。
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エアコンの処分方法
使っていたエアコンが不要になり処分する場合には、きちんとリサイクル法に従って手続きをしましょう。
家電の中でエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などがリサイクル法で処分方法が定められていますので、法令に従って適切に処分をしましょう。
エアコンのリサイクル料金は(パナソニック、ダイキン等で) 税込み 972円 です。
製造メーカーによって異なりますので、以下のHPにてご確認ください。
自治体指定の業者に依頼する
家電リサイクル法の対象であるエアコンは、リサイクル券を購入して自分で自治体指定の場所へ持ち込むか、指定されている回収業者に依頼する必要があります。
粗大ごみとして回収されることはありません。詳細は、各自治体の窓口やHPなどで確認しましょう。
家電小売業者やメーカーに引き取ってもらう
おそらく、一番簡単な方法です。家電販売店やメーカーに処分をお願いしましょう。
また、エアコンを買い替えるのであれば、新しくエアコンを購入するお店に依頼しても構いません。
取り外しと取り付けを同時に行ってもらえますし、そのままリサイクルもしてくれますので料金だけ支払えば一番簡単です。
リサイクルショップなどの買い取り業者や不用品回収業者を利用する
買い取り業者や不用品回収業者に依頼する方法もあります。
まだ動作するエアコンや年式の新しいエアコンの処分を考えている人は、買い取り業者に査定をお願いしてみましょう。
買い取りの対象にならない場合でも、無料で引き取ってくれる場合もあります。
エアコンの取り外し処分費用相場
エアコンの取り外しに必要な料金相場は
エアコンの取り外しに必要な料金の相場は、エアコンを取り外し、回収までしてもらう場合に必要な料金は、
- エアコンの取り外し料金
- リサイクル料金
- 収集運搬費用
です。順番に見ていきましょう。
まずは①の取り外し料金の相場を調べてみると、3000円~10000円の間です。
次に、②のリサイクル料金に該当するエアコンを取り外した後の処分費用についていくらなのかを見てみると、家庭用の場合、972円~です。
この金額は、使用しているエアコンのメーカーなどによって異なります。
エアコンの処分費や取り外し料金は、業者の種類によって、無料のところから数万のところまでさまざまです。
まとめ
エアコンはガスを使用していて外すにはこのガスの処理が必要です。
業者に頼んで外してもらのがオススメです。
処分費用も、大まかには取り外しからリサイクルまで合わせて1万円前後で回収してくれます。
買い替えをする場合などに家電量販店で新しいエアコンを買う場合には、ほとんどの場合、取り外し料金や、収集運搬料が安くなりますので、購入予定のお店に確認してみましょう。
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