いよいよ3月8日から開催される、2017年のミュシャ展。
公式ツイッターの方で新しい報告がいくつか出ていましたのでまとめておきます。
2017ミュシャ展のスラブ叙事詩が展示完了!
本当に「スラブ叙事詩」が展示されるのかなど、展示が心配されていた「スラヴ叙事詩」ですが、ついに会場に設置が完了したようです!
出典 https://twitter.com/mucha2017/status/836077923727634432
公式ツイッターで写真がアップされていましたので確認してみてください。
どうやって運んできたのか不思議になるほどのサイズと、作品が放つオーラが写真からも伝わってきますよね。
スラブ叙情詩は全部で20品からなる作品で、これまでもフランスやアメリカなどでたびたび公開はされてきました。
しかし、20作品全てが一堂に展示されるのは、チェコ以外の国では今回の「国立新美術館でのミュシャ展」が世界初となります。
youtubeにプラハ国立美術館で「スラブ叙事詩」を見た方の動画がありました。
作品の壮大さが良く分かる映像でした。↓
スラブ叙事詩とは?
叙事詩とは歴史的な事柄や伝承を伝える長編の韻文作品のようなものです。
わかりやすく例えるとすれば、長編の歴史小説のようなものと言っても良いかもしれません。
スラヴ叙事詩は、スラブとチェコの歴史的なエピソードをミシャが20の作品に描いたもので、絵画による叙事詩のような作品というような意味合いになります。
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ミュシャ展の音声ガイドは?
今回の2017年ミュシャ展の音声ガイドは、檀れいさんです。
音声ガイドのキャストは未発表でしたが、女優の檀れいさんに決定したようです。
女優 檀れいさん
1992年に宝塚歌劇団に入団し、1999年から月組トップ娘役、2003年からは星組トップ娘役を務めました。
その後、2003年に宝塚歌劇団は退団します。
しかし、その後も山田洋次監督の武士の一分で映画デビューを果たし、第30回日本アカデミー優秀主演女優賞および新人俳優賞を獲得しています。
そのほか、数々の賞を受賞し、現在も映画やテレビCM なので活躍中です 。
音声ガイドとは
音声ガイドとは、音声ガイドとは展覧会の全体の意図や、それぞれの作品の見どころや背景、ストーリーなどを音声で伝え、作品の理解の手助けをしてくれるものです。
パネルなどを読まなくても作品の情報が得られるため、混雑している展覧会などでもゆったりと内容を理解しながら鑑賞することができます。
音声ガイドでは、作品や展覧会に合わせた音楽も流れますので、周りのお客さんの声や雑音に囚われず、集中して作品を観る手助けにもなります。
今回の檀れいさんのように、最近では人気俳優さんや声優さんなどを起用することも多く、作品はもちろんですが、音楽やガイドの方の美声にうっとりとされる方も多いようですよ。
実際に、音声ガイドを使った方の声を聞いてみても、美術鑑賞に慣れていない方であっても楽しめるような工夫が凝らしてあることが多いので、皆さん借りて良かったと言われていますね。
また音声ガイドを試したことがない方はぜひ一度試してみると面白いかもしれませんね。
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