夜、寝ている時にふくらはぎが「ギュー」っと掴まれたように痛む経験をしたことはありますか?
眠気も吹っ飛ぶ痛みで思わず声が出てしまって、家族に驚かれたりしますよね。
突然やってくる「こむら返りです」。
睡眠は一日の疲れをとるために欠かせないものなのに、身体を休めている最中に突然激痛がはしり、飛び起きて眠れなくなるのはつらいですね。
今回は「夜、寝ている時に起こるふくらはぎの痛み」について、解説していきます。
寝ている時にふくらはぎに激痛が走る原因
寝ている時にふくらはぎにはしる激痛の原因はほとんどのばあい「こむら返り」です。
ふくらはぎが痙攣することを、総じて「こむら返り」と呼びます。
ふくらはぎの筋肉が異常収縮をして、部分的に硬く盛り上がったりします。時間的には数十秒から数分の間継続的に筋肉の収縮が続く状態になり、強い痛みを伴います。
一般的なこむら返りが起こる原因としては、次のようなことが考えられます。
・長時間の立ち仕事による筋肉疲労。
・体内の水分、ミネラル不足。
・(運動中などに)脳が誤った信号を身体に送り、筋肉が過剰反応してしまう。
座りっぱなしのデスクワークでも、長時間同じ姿勢をしているとふくらはぎに疲労がたまり、痙攣を起こしやすくしてしまいます。
同じ姿勢ばかりだと血流が滞りやすいですからね。
特に心臓から離れた場所にあるふくらはぎは、足先の血流を心臓や全身に循環させる必要があります。
そのためふくらはぎは血液を心臓に戻す、ポンプの役割をしています。
このことから、ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれているのです。
このポンプが、しばらく動かないでいたために、血液が滞ってしまい、
ふくらはぎをつってしまう原因であると考えられます。
こむら返りの対策は?マッサージ?
こむら返りの対策としては、「温める」「ストレッチ」が有効です。
こむらがえりが起こったら、とにかくふくらはぎを温めるようにします。
私は、痛みが激しい時にはとてもストレッチは出来ないので、とりあえず温め、痛みが落ち着いたら、ふくらはぎの筋肉を伸ばすようにストレッチをしています。
こむらがえりは血行が悪くなることで起こりますので、足をお湯につけて温める、ふくらはぎの筋肉をマッサージをするなどして、血行をよくすることを心がけましょう。
湯たんぽやホッカイロを使って、足を冷やさないようにするのも有効ですね。
ただし、長時間の利用は低温やけどなどに気をつけましょう。
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こむら返りを防ぐ方法は?
こむら返りは血行不良や電解質異常で起こると言われていますので、
普段から脚を冷やさない。
ストレッチをする。
カルシウムやマグネシウムなどが豊富に含まれる食べ物を摂る。
こういった事を意識しましょう。
会社勤めの方は、仕事中はこまめにお手洗いに立つなど、意識して同じポーズをとり続けないようにしたり、手の空いた時にストレッチのような軽い運動をして、血液が滞らないようにしましょう。
また、お風呂では湯船につかって、ふくらはぎを優しくマッサージするようにしましょう!
寝ている時にふくらはぎに激痛がはしる時、病気の可能性は?
多くの場合は血行不良や電解質異常が原因の「こむら返り」といわれていますが、頻繁にこのような状態になる場合には他の病気の可能性があります。
出典:https://ja.wikipedia.org
このような疾患の可能性が考えられますので、頻繁にこむら返りが起こる場合には、早めに医師の診察を受ける事をオススメします。
まとめ
いかがでしたか?
ふくらはぎの痛みによって、夜に何度も目覚めることがあると、一日の疲れをとることができなくなってしまいます。
普段から軽い運動をしたり、入浴中にふくらはぎのマッサージをしたりする事を意識して続けてみてください。
ミネラルやビタミンなどの栄養素をバランスよく摂ることも重要ですよ!
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