寝る時に肩が寒い原因は布団?毛布の掛け方?対策とおすすめグッズ3選

健康

だんだんと寒い時期になってくると、毎年困るのが肩周りの冷えですよね。

 

私も、寝る時布団に入っても肩が上手く保温できずに、冷えてしまって寝られない事が多いんです。

 

掛け布団を首回りに巻きつけるような格好で、寝ようと思っても寝ている時に姿勢が変わるとまた冷えてしまうんです。

 

そこで今回は、主に首まわりや肩にぞくっとくる冷えを解消する方法を色々と調べてみました。

 

冷え性の人だけでなく、部分的にスースーしたりして寒いという人にもおすすめです。

 

 

 

 

寝るときの姿勢も問題あり?肩の寒さを解消する方法

 

 

眠りにつくとき、掛布団をしっかりかけていても肩が冷えると感じる人は、次の原因が考えられます。

 

・起きている間に体が冷え切ってしまっている。

・枕が低すぎたり高すぎたりして、寝ている時の姿勢が悪い。

・布団が湿気を含んでいる。

 

 

順番に解決方法をまとめましたので、心当たりがあればまずはここから対策しましょう。

 

体の冷え対策 体を温める飲み物

 

寝る前には温かい飲み物が効果的と言われていますが、あまり知られていない盲点があります。

 

実は、熱々のホットで飲んでも体を冷やす飲み物というのが存在します。

 

代表的なものは牛乳、コーヒーです。

 

細かな説明は省きますが、牛乳とコーヒーは体を冷やす効果があります。

 

ホットにして飲んでも、瞬間的には体が温まりますが、やがてじわじわと冷えていきます。

 

反対に体を温める飲み物としては、紅茶が代表的です。さらに、紅茶にすり下ろしたショウガを入れると効果は絶大です。

 

生姜をすりおろすのが面倒な方は、手軽に美味しく飲める生姜ドリンクもあります。
おいしく飲める黒しょうが茶 は、ティーパックになっているので会社やお出かけ先でも飲めるのが便利ですよね。

 

紅茶には殺菌作用もありますので風邪をひきにくくする効果もありますよ。

 

寝具対策 枕と布団の工夫

 

布団が湿気を含んでいると当然ながら体は冷えてしまいますし、枕の高さが合わないと血流が妨げられますよね。

 

乾いていない服を着れば冷えるというのと同じですから、布団乾燥機を使ったり、定期的に太陽に当てることで湿気を飛ばす事を意識しましょう。

 

枕は『高すぎず、低すぎず』が理想です。肩幅や頭の大きさは人それぞれ違いますので、体に合ったものを用意しましょう。

 

ポイントは、仰向けに寝転がってみて、すいすいと右へ左へ寝返りが打てるかどうかを確認することです。

 

肩が邪魔して寝返りがしにくいなら、枕が低いのです。

 

または、枕が邪魔で寝返りが打てないということであれば、枕が高いということになります。

 

枕を購入する前に、バスタオルを何枚か用意し、折りたたんで色々な高さを試してみて、ちょうど良い高さを探るという方法もあります。

 

 

『毛布の正しい使用法』掛けたほうが良いのか、敷いたほうが良いのか。

 

 

次に、毛布の正しい使用法について解説します。

 

まず、「毛布をどこに使うか?」という問題です。

 

これは敷いている寝具(敷布団やマットレス)にしっかりと厚みがあれば、上に使う「掛毛布」がおすすめです。

 

毛布は体の上に掛けたほうが保温性が高いのです。

 

ただし、掛け布団が羽毛布団のようなふんわりしたもので、フィット性が高ければ、掛けるといっても布団の内側ではなく、一番外側に掛けるのが正解です。

 

羽毛の様な布団は、空気をふんわりと含んで体にもフィットする様に作られています。

そして素材の中の空気を体温で温めて保温しますので、その温まった空気を逃さないように外側に毛布を掛けるんです。

寝返りをした時などに冷気が入ってくることも防げますよ。

 

洋服で考えてみると良いかもしれません。

 

下着→パジャマ(汗を吸うもの)
セーター→羽毛布団
コート→毛布

 

こんなイメージです。

 

また、さらに暖かくしたい場合には、体の下にも毛布を引くと良いですね。

敷布団の上に毛布を重ねると、下からの底冷えを防ぐこともできますし、布団に入った直後の「ひんやり」を防ぐこともできますよ。

 

余談ですが、私は敷き毛布の代わりに、下の「着る毛布」を愛用しています。

お風呂上がりから着ていて、化繊ですが静電気が起きない様になっているので、そのまま布団に入れますし、暑い時には前を開けて敷き毛布の様にしたりもできるので快適ですよ。

 

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但し、人間の体は冬であっても多少の汗をかきますので、敷き毛布、パジャマについては吸水性の良い素材を選びましょう。

 

 

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肩を温める便利グッズ

 

 

いろいろ試してみたけど、それでも肩の冷えが気になる人は、肩を温めるグッズがおすすめです。

 

肩を温めるものとして、オーソドックスであり最も広く愛されているのは『肩あて』と呼ばれるものです。

 

肩だけを包むベストのようなものです。

 

最近では、羽毛素材の肩あても販売されています。

 

 

 

 

また、スポーツタイプの休養時専用のネックコンフォートもおすすめです。

 

薄手なので、首回りの違和感もなく、やわらかく包み、冷えや肩こりを眠りながら解消していくすぐれものです。

 

 

 

皮膚が敏感な人には、シルク素材の肩あてもおすすめです。

 

空気が乾燥している時や、顔が冷える時には口元を覆えるようになっているのが良いですね。

 

口元だけじゃなくて顔も暖かくしたいよ!って方はこちらの記事もどうぞ。

 

 

 

肩が冷えることで起こる問題

 

 

昔から、「冷えは万病の元」と考えられていたので、冷える事が原因で色々な問題が起こるとされていて、対策が考えられてきました。

 

体が冷えると、人間の生命の源である『血液』がしっかりとめぐらなくなってしまいます。

 

特に、首や肩を冷やしてしまうと、血液と共に運ばれる酸素も頭にまわりにくくなりますね。

 

「自分は冷え性じゃないからだいじょうぶ」と言いながら、血液不足や酸素不足で頭痛もちになっている人は案外多いんですよ。

 

むしろ、自分は冷え性だという自覚をもっている人のほうが安心かも知れません。

 

頭痛がひどい、目まいがする、調子がどうも変だというとき、首の真後ろに温かいタオルを当ててみましょう。温湿布やカイロでも構いません。

 

しばらくして頭痛や目まいがすっきり解消したならば、それは冷えが原因だったということですね。

 

なお、カイロや温湿布は長時間使用すると低温やけどをすることがあります。使用上の注意をよく読んで正しく使いましょう。

 

 

 

まとめ

 

 

寝る時に寒い場合には、まずは寝具を見直しましょう。

暖房で結露した水分を吸ってしまっていたりして、意外と湿っている場合も多い様ですよ。

 

次に、体を冷やさない様に気をつけましょう。

眠る前の飲み物として紅茶を飲むと、本当に体が温まりますよ。

ぜひ一度生姜を入れて飲んでみてくださいね。

 

でも本当は、就寝前だけでなく日中も体を冷やさない工夫をしていきたいものです。

 

「寒い寒い」と言ってたくさん着込んだり、ヒーターにしがみつくのではなく、自らの体温を上げることを意識しましょう。

軽い運動や、体を温める食事などを心がけて、できるだけ体温を少しずつ上げていきたいですね。

 

最終的には暖房器具に頼ってしまうかもしれませんが、指先や足先などの冷えは暖房に当たってもなかなか温まりませんから、日頃から冷えを防止できるとベストですね。

 

 

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