人間ドック前日に運動は大丈夫?どんな検査に影響が出る?

人間ドック

最近は会社の補助があったりするので、人間ドックを受診する機会も増えてきていますが、どうせ検査するんですから、しっかりとした検査結果を知りたいですよね。

 

正確な検査結果を得るためには、しっかりと準備をして人間ドック当日を迎えましょう。

 

健康のためにスポーツジムに通っている方などは、前日にジムでトレーニングしても大丈夫なんでしょうか?

 

 

人間ドック前日に運動は大丈夫?

 

じつは、人間ドックを受ける前の日に運動をすると、尿検査に異常が出てしまうことがあります。

 

「蛋白尿」になってしまうのです。

 

これは、運動をする事で体中の血液が筋肉に集中して、腎臓に流れる血液が減る事が原因です。

 

そうなると「腎機能」に異常がある疑いが持たれて、再検査の通知が来る可能性があります。

 

また、前日に筋肉をしっかり使うような運動をしてしまうと、肝機能の異常を疑われることもありますので注意が必要です。

 

ただでさえ検査を受けるというのは、ゆううつなものです。

 

まして、数か月後に再検査の案内が来てしまったら、しなくても良い心配に頭を悩まされることになりますよね。

 

運動で体を鍛えることは健康法のひとつでもありますが、人間ドックの前日だけはできるだけ安静に過ごす方が良さそうです。

 

なお、軽いウォーキングやジョギング程度であれば問題はありません。

 

 

人間ドック前日の他の注意事項は?

 

実際に人間ドックを受診する日時が決まると、たいていは看護師や保健士から注意点の説明があります。

 

または、人間ドックのご案内と一緒に注意事項を書いた書類が送られてくるはずです。

 

基本的には、「前日の夜9時以降は絶食すること」となっています。

 

ただし、夜9時までならなにを食べても良いということではありませんので、注意が必要です。

 

簡単にまとめてみました。

 

前日の夕食のポイント

 

・なるべく早めの時間帯に食べること。

・できれば、スープなど消化の良いものだけを食べること。

・特に、消化に時間がかかる繊維のある野菜はさけること。

なお、受診先の機関によっては、食事指導を徹底していることもあります。

 

わからないことは、人間ドックを受診する病院などに直接たずねておくのが無難でしょう。

 

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より正確な検査結果を得るために

 

検査を受ける目的は、自分の体の状態を「正しく知る」ことにあります。

 

そのために大切なことは、医療機関から届いた案内文をしっかり読むことです。

 

そして、「注意事項」をきちんと守ることが必要です。

 

前日の夕食だけでなく、「飲み物」についてもこまかく記されているはずです。

 

飲み物は消化が良いから、いくら飲んでも大丈夫だと勝手な判断で行動してしまうと、検査にさしさわりがあります。

 

特にアルコールを摂取すると、血液に大きく影響してしまいます。

 

アルコールを抜くのはもちろんのこと、コーヒーのような刺激の強い飲み物もひかえましょう。

 

また、人間ドックを受診する当日の朝は、絶食だけでなく「絶飲」も守るようにしましょう。

 

「ほんの少しの水くらいなら飲んでもいいかな」と思う人は少なくありませんし、実際には少し水を飲んでもバリウム検査はできます。

 

ただし、水が入ったことで胃が活動してしまいますので、検査の精度が落ちてしまう事があるので決められた時間にはできるだけ控えましょう。

 

胃が活動していないときに検査を行う事で、しっかりと正しい結果が出るのです。

 

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