こんにちは。
今回は汚れているとはわかっていても、なかなか手が付けられない「巾木」のお掃除を簡単に済ませる方法をまとめました。
巾木の掃除を簡単に!
簡単とはいっても「重曹」「アルカリイオン水」なんかが必要だと準備が手間で嫌ですよね?
そもそも、そんなものが常備されているお家はなかなか無いんじゃないでしょうか?
買いに行かなければいけないとなると、ついついまた後回しになってしまいますし、できれば家にあるものですぐに始めたいですよね?
そこで今回はどこのお家にもあるもので簡単に出来る方法に絞ってご紹介します。
巾木掃除に必要なもの
では、まず必要なもの
・古い歯ブラシ
・ライター、または熱湯
・食器洗い洗剤(他の洗剤でも可)
巾木掃除の手順
まずはライターで歯ブラシの首のところをぐるっと熱します(3〜4秒)
熱湯でやる場合には、歯ブラシの首のところを熱湯で温めてください。
*溶けたり、焦げたりするほど温める必要はありません。
温まったら、下の写真の様にテーブルにぐいっと押し付けて熱した首のところを曲げます。
手で曲げても良いですが、火傷しない様に気をつけて!
*この角度をつける作業は、掃除の時の姿勢を楽にするため。必須ではありませんので、火傷などが怖い方はやらなくても良いですよ。。。
小皿などに洗剤を水で薄めた溶液を作ります。
この溶液を歯ブラシにつけて、壁に沿って巾木を軽くこすっていきましょう。
汚れが落ちた部分の水拭きして、余分な水分や落ちた汚れを拭き取って完了です。
積もった埃が多い場合はコロコロとゴミが落ちますので、後でまとめて掃除機をかけましょう。
キッチンの巾木の場合には「油汚れが多い」ので、巾木のすぐ上の壁紙に油汚れが再付着してしまうときがあります。
壁紙に汚れがついた場合には、歯ブラシで強くこすると壁紙が痛みますので、劇落ちくんなどのメラミンスポンジで軽くこするか専用洗剤でお掃除してください。
巾木掃除ビフォーアフター
こちらがお掃除前
お掃除後
道具の準備から、掃除まで30秒ほどでしょうか?
使った洗剤は食器洗い用のジョイ。
小皿に1滴のジョイと水だけです。
特殊な洗剤などは使わなくても十分綺麗になります。
うちの子供は曲げた歯ブラシに興味津々で、喜んでお手伝いしてくれました。
ぜひ、お試しください。
そもそも巾木って何のためにあるの?
巾木とは、床と壁の間につける部材で壁の保護や、床と壁の隙間を隠す役割があります。
・保護
壁は多くの場合石膏ボードで出来ていて、それほどの強度はありません。
そのため巾木がない場合は掃除機をぶつければ凹んだり割れたりしますし、フローリングのワックスを塗れば壁紙や石膏ボードがワックスを吸って変色してしまったりします。
・隠す
建物の床と壁のぶつかる場所には隙間があります。
ぴったりとくっつけてしまうと湿度で建物自体が変化したり、地震の揺れを吸収することができないためです。
その隙間を隠すためにも巾木が必要です。
巾木の上のゴムみたいなものは何?
このゴムの様なものをコーキング剤といいます。
このコーキング剤に埃がつくんです、「なければ良いのに」って思いますよね。
でも、このコーキング剤も「美観」のためにあるんです。
壁紙と巾木の継ぎ目を綺麗に見せるためのものなので、ない場合は壁紙の継ぎ目が目立ち安くなったり、壁紙が剥がれやすくなってしまいますのでどうしても必要なんですよね。
ただし、このコーキング剤は意外と簡単に直すこともできるので、汚れがひどかったり汚く変色してしまった場合には交換することも考えてみましょう。
ネットでも購入できますし大きなホームセンターでも、下の様なコーキング剤が販売されていますから、入手は簡単です。
大雑把に言えば、古いコーキング剤を剥がしとって、新しいコーキング剤を塗るだけなので、工作が得意な方なら十分可能です。
特に白い壁紙の場合には、多少はみ出してもわかりませんので日曜大工でチャレンジしてみても良いと思いますよ。
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