人間ドックなどのバリウム検査の前日は21時以降は絶食ですよね?
でも、水分は検査の3時間前まではよかったはず!
水分にビールなどのアルコールは含まれる?どうなんでしょうか?
まとめてみましたので、飲む前に読む!ちょっとこの記事を読んでからご検討ください。
バリウム検査とは
発泡剤というラムネの様なものを飲まされ、「ゲップ禁止」
ドロッとした独特な舌触りの「バリウム」を飲まされる・・・
数ある検査の中でも苦手な方の多い「バリウム検査」ですが、まずは基本をおさらいしておきましょう。
バリウム検査前日の注意事項
バリウム検査の前日は21時からは絶食です。
- 水分は、お茶・水・白湯なら前日は可。
- 検査当日は、開始3時間前までは少量の水なら可。
- タバコは当日は禁煙
当日の流れ
- 発泡剤を飲む
- バリウムを指示に合わせて飲む
- 指示に合わせて体制を変えてレントゲンを撮る
- 下剤を飲む
- バリウムを排出
バリウムが出にくい方はこちらの記事も参考にしてください。→バリウムが出ない翌日にやるべき4つの事
バリウム検査の目的
バリウム検査は空になった胃を発泡剤で拡げ、バリウムを入れる事でレントゲンに写る胃とバリウムの影から、胃の状態を確認する検査です。
バリウム検査前日にアルコールは飲んでも良いのか?
すこし分かってきました。水分はOKですから、何となく大丈夫な気もしますよね?
アルコールどうなんでしょうか?
なぜ、前夜からの絶食や、当日タバコを吸ってはいけないのでしょうか?
バリウム検査は、胃にバリウムを付着させて粘膜の状態を確認し病変の有無を調べる検査です。
胃に内容物があるとバリウムが薄まったり、胃に直接バリウムが張り付かない為「病変」があっても発見しずらくなってしまいます。
これが、絶食をしないといけない理由ですよね。
まず、この理由でアルコールを飲む際の「おつまみ」は胃に残ってしまいますから、完全アウトという事になりますね。残念です。
そして、アルコール。アルコールは確かに水分ではありますが、「水」や「白湯」と違い、胃に刺激を与えて荒らしてしまいます。
荒れてしまった胃では、病変があっても分かりにくくなってしまい、正常な検査は出来なくなりますよね。
ということで、残念ですが検査前日の「アルコール」はアウトです。
そしてタバコもまた、胃に入ると胃が刺激され、胃液の分泌が始まってしまいます。
こうなるとせっかく飲んだバリウムが腸へ押し出されてしまい、胃にバリウムが無くなってしまったり、胃液がたまってバリウムが粘膜に付きにくくなり、異常があってもレントゲンに映らなくなってしまう事があります。
これも正常な検査が出来なくなりますので、喫煙もNGですね。
バリウム検査当日のタバコに関してはこちらの記事もどうぞ→バリウム検査の当日は禁煙?タバコは吸っても良い?
バリウム検査前 アルコールは前日に飲んでも大丈夫?まとめ
バリウム検査前の絶食などの禁止事項にはきちんと理由がありました。
その理由から調べてみると「前日のアルコール禁止」や「禁煙」も致し方ないですよね。
ルールを守らないとそもそも何のために検査をするのか、意味がなくなってしまいますから、検査前日はしっかりと指示を守って検査に挑みましょう!
ちなみに、「発泡剤」や「バリウム」を飲むのが苦手な方に、楽に飲む方法をご紹介しておきます。
- 味わわずに出来るだけ、一気にゴクゴクと飲む。
- 口に入れる際は、出来るだけ舌に触れない様に「口の奥の方」に投入する。
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