【 一滴とはどのくらいの量なのか?分かりやすくまとめました。 】
一滴って何mlか何ccかって知っていますか?
私は分かりませんでした。でも世の中の色々な物の用量で「2、3滴」とか書かれています。
今回私は、キッチンの人工大理石のシンクにワックスを塗ろうと思ったんですが、取扱説明書に「1平米に10ml使用」と書いてあったんですが、10mlのはかり方が分からなかったので「何滴」かで測ろうと思い「1滴とは何mlか」を中心に調べてみました。
同時に「一滴」と表現している時には「何cc」を意味するのか、それぞれの使い分けもまとめましたので、ご参考にどうぞ。
一滴は何ml?
色々と調べた結果、おおよそ「0.03〜0.05ml」です。
医薬品の試験では滴数と言う表現に決まりがあるようで、以下のように定義されていました。
滴数を量るには,20°Cにおいて「精製水」20滴を滴加するとき,その質量が0.90~ 1.10 gとなるような器具を用いる
と言うことは、「0.045〜0.055」と言うことですよね。
他にも色々な研究資料も確認して見ましたが、水や精油などの実験結果は概ね、「0.03〜0.05」におさまっていました。
厳密に知るには、液体の種類や垂らす器具によって変わってしまいますので、「その容器、その液体」で実際に垂らして、測定するしか方法は無いようです。。。うーん。
1台2役で重さと体積が測れるデジタル軽量カップってご存知ですか、なかなか便利ですよ。
1mlは何滴分?
とはいえ、一滴が、おおよそ「0.03〜0.05ml」ですから、1mlは20〜33滴ということになります。
こう考えると、結構誤差が大きいですね。
私は、間をとって26滴くらいで考えて見ます(笑)
「ひとつまみ」の量ってわかります?こちらの記事も合わせてどうぞ。
一滴は何cc?
では、次に何ccなのか?と言うこともまとめました。
一滴が「0.03〜0.05ml」なら、決まってるでしょ!と言う方もいらっしゃるかと思いますが、私は「1mlが何cc」か知らないので、分かりませんでした(笑)
お恥ずかしい話ですが、同じような方はこちらをどうぞ。
1ml=1ccだそうです!
とっても簡単、というか同じです。
つまり「一滴で、0.03〜0.05cc」と言うことです。
ここでまた新たの疑問が・・・
mlとccってなんで同じ液体の量を表す物なのに、単位が違うんでしょう?
mlとcc。なぜ単位が違うの?使い分けは?
1000分の1リットル
1立方センチメートル (1㎤)
1cc
「1キュービック・センチメートル」の略
1センチメートルの3乗、「1立方センチメートル」(1㎤)
1ml
まず、国際的に認められている単位として「国際単位系」と言うものがありますが、この国際単位系で「ml」は認められていないそうです。
リットルは過去に定義が変更されていて、厳密な数値を間違えてしまうことを避けるためのようです。
さらに、ccも、国際単位系 (SI) では、認められていなくて、日本工業規格JISにおいても使用できない単位となっています。
国際単位系はもちろん、日本の計量法においても、取引や証明には「cc」でなく、「㎤」を使うことが望ましいとされています。
これは表記の問題で、「立法センチメートル」を「cubic centimetre」の頭文字で表した「cc」と表記すると、数字の「00」や、ユニットの「U」と見誤りやすく、医療現場などでこの間違いを犯すと、過剰投与によるリスクがあるためです。
「1cc」を「100」と見間違えたり、「10ユニット」と見間違えたりするリスクをなくす為ということですから、もっともな理由ですね。
日本では、「㎤」より、「ml」や「cc」が多いと思いますが、今後は国際的な「㎤」の表記が増えるかもしれませんね。
まとめ
一滴の量は、液体の種類と垂らす用具によって変わってしまいます。
ですが、色々と調べた結果は、おおよそ「0.03〜0.05ml」で考えて良さそうです。
しかし、「何滴」と表現する場合には、その用具、液体の取扱説明書などに使用するべき「滴数」が明記されていることがほとんどですから、説明書の容量を守って使用しましょう。
また、ミリリットルとシーシーの変換はとっても簡単でした。
- 同じ量を表す単位。
- 国際的には立方センチメートルが良い。
- 表記は「㎤」
ちなみに、「㎤」をキーボードで入力するには「りっぽうせんちめーとる」と入力し変換しましょう。
冒頭でお話しした、この記事を書く発端になった、キッチンのワックスがけですが、試して見たところ、滴が「ボタボタボターーーー。」と出て、全く数えられませんでした(汗)
結局、雰囲気で済ませてしまいました。
少ないよりは多い方が良いか・・・と、かなり多めに使ってしまい、我ながら雑な性格だなと反省しました。。。
小さじ1=5mlなので、私が必要にしていた10mlは小さじ2杯。こっちの方が随分とわかりやすいですよね。
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