水虫は水虫でも爪にできる水虫「爪水虫」ですが、まれに子供にも感染してしまうようです。
ほとんどの場合には家族から感染してしまう事が多いようです、多感な年頃ですからプールなどで友達に何か言われたりする前に治してあげたいですよね。
効果が出にくいと言われていた塗り薬も、良いものが出て来ているようなのでまとめてみました。
爪水虫とは?
爪水虫とは、爪に白癬菌が感染してしまった状態のことです。
爪水虫になっている人の多くは足の親指の爪が感染しますので、まずは親指の爪を確認して爪が白く濁っていたりボロボロに変形しているようであれば、白癬菌に感染している可能性が高いと考えた方が良いかもしれません。
爪水虫の症状は?
爪水虫の症状には以下のような特徴があります。
爪が分厚くなり、色も白く濁ってくる。
表面がはがれやすくなり、表面に筋のようなものが出てくる。
爪水虫自体には、痛みやかゆみを感じることはあまりありませんが、感染が進むと、爪の周りの皮膚が炎症を起こすことがあり、この場合痛く感じることがあります。
爪水虫の治療は?
爪水虫の一般的な治療法は、飲み薬を使います。
爪水虫の場合はその他の水虫と比べて、塗り薬で治す事は難しいとされています。
理由は、塗り薬を塗っても、爪の内部まで薬の成分が浸透しにくいからです。
そのため大人が爪水虫の治療にかかった場合には、飲み薬を服用することになります。
使用する飲み薬がラミシールとイトリゾールです。
ラミシールは毎日服用、イトリゾールは1週間服用して3週間休むというサイクルで治療をします。
白癬菌に感染した爪が伸びきるまでは、治療の継続が必要となりますので、少なくとも6ヶ月間の継続が必要です。
ラミシール、イトリゾールな副作用は?
ラミシール(テルビナフィン)とイトリゾール(イトラコナゾール)はどちらも水虫菌などを退治する抗真菌薬です。
どちらが効果が高いといったことはありませんが、それぞれ特徴が違いますので、患者さんの状況に合わせて選択することになります。
ラミシールは治療期間中は毎日続けて飲むことになります。
そして、ラミシールは副作用として肝機能障害や血液障害などを起こす恐れがあります。
一方、イトリゾールは1週間服用したあと3週間休むというサイクルを繰り返します。
ラミシールに比べて肝機能障害や血液障害などを起こす恐れが少ないようですが、一緒に使えない薬が非常にたくさんありますので注意が必要です。
誤った薬と併用してしまうと、中毒症状を起こしたり血圧の急降下を起こしてしまうといった副作用が起こる可能性があります。
子供の場合にはこういった副作用が強く出る可能性があるため、ほとんどの病院では子供用に服用薬は処方されていないようです。
アメリカでは人気の爪水虫用の塗り薬がある?
内服薬では肝臓や腎臓などに負担がかかることから、安全に爪水虫対策ができる塗り薬がアメリカで開発されました。
爪水虫の塗り薬 Dr.G’s クリアネイル
と言う商品です。
この薬は特許を取得した浸透技術で、爪の中で直接、爪水虫に強力に働きかけます。
この「Dr.G ‘s クリアネイル」は配合された「有効成分トルナスタート」が特許を取得した浸透技術により、素早くし患部に浸透します。
トルナスタートは抗真菌薬として、特に白癬菌などの真菌感染症に効果があります。
爪水虫はしっかりと根本から治さないと家族にうつしてしまったりせっかく治った後にまた他の家族から感染したりと、いつまでたってもすっきり治りません。
思い立ったらぜひ行動してみてください。
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