人間ドックのバリウム検査を胃カメラに変更 どっちが良い?違いを解説

人間ドック

人間ドックで嫌な検査項目に、「バリウム検査」がありますよね。

 

正確には「上部消化管造影検査」といい、食道、胃、十二指腸の病変をチェックするための検査です。

 

私は検査のために飲む「バリウム」が苦手で、下剤を飲んでもなかなか出なくていつも苦労していました。

 

そこで今回は、思い切って「バリウム検査」を「胃カメラ」検査に変更(追加料金あり)して、人間ドックにチャレンジして来ました。

 

検査が終わって、早速この記事を書いていますので、ホカホカの体験記をご参考にしてみてください(笑)

 

 

 

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)とは?

 

 

バリウム検査と同じ目的で、「食道、胃、十二指腸」の病変を確認するための検査です。

 

ただし、胃カメラの場合は、胃の粘膜の変化を直接見ることができ、必要に応じて先端から鉗子を出して、粘膜の一部を採取して顕微鏡検査をすることも可能です。

 

引用:www.onaka-kenko.com

 

 

内視鏡は口から入れる?

 

噂に聞いた事があると思いますが、上部消化管内視鏡検査にはカメラ(内視鏡)を入れる方法が2種類あります。

 

私のイメージですが、口から入れるスタイルは古い方法で、喉をカメラが通るため「オエッ」とえずいてしまい相当苦しい様です。(あくまでイメージですが)

 

 

内視鏡は鼻から入れる?

 

私は迷わず、こちらを選択しました。

 

鼻の穴から内視鏡を入れる方法は、喉を通らないため「オエッ」となりません。(という噂)

 

ただし、鼻の穴が狭かったり、鼻血が出やすい人は鼻から入れられないこともある様です。

 

今までも、病院の待合室などで「鼻から内視鏡検査できます!」みたいなことが書いてあルノを見たことがあるので、きっとこちらの方が苦痛が少なくて、人気だと思われます。

 

 

鼻から胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)をした結果!

 

 

では、流れをざっと簡単に説明しますね。

 

前日の9時から食事は禁止です。(検査時間は9時開始)

 

 

1、胃の粘膜や泡を取り除く薬「ガスコン®」を飲みます。(甘酸っぱい薬をショットグラスほどの量)

 

2、鼻の通過をよくする薬「プリビナ®」(多分)を噴霧します。

 

3、鼻の中に「キシロカイン®」(多分)を噴霧し麻酔します。5分ほど開けて追加で1度噴霧。

 

4、ここでベッドに移動して、紙エプロンをつけて横になります。目の前に患者用のモニターが見えます。

 

5、ドクター登場!管をスルスルと鼻の中に送り込んでいきます。

 

6、内視鏡を操作して、空気を送り込んで胃を膨らませたり、水を噴射して泡を洗い流したりしながら、各部を撮影、時々説明してもらって終了。

 

 

胃カメラ体験、ポイント解説!

 

 

事前準備

 

胃カメラを入れるまでに、緊張をほぐすためか、看護士さんとわりとゆったりと話しながら準備をします。

 

薬が効く時間を調整する意味もあると思いますが、胃の粘膜や泡を取り除く薬「ガスコン®」を飲んでから、模型を見せてもらって検査の流れを説明してもらいます。

 

*鼻からの入りが悪い場合には、口からに変更になる場合もあります。と確認が入ります。

(ちなみに、私は鼻血が出やすい体質なんですが、口からは絶対嫌だったので内緒にしていました。)

 

その後、プリビナ、キシロカイン(多分この薬だったと思います。)を時間を開けて麻酔のためスプレーします。

 

鼻からたらっと垂れてくるし、味が苦いので、テンションダウンしながら、ティッシュで受けて待ちます。

 

5分ほど待って看護師さんがベッドに移動する様に呼びに来ます。ここで再度麻酔を噴霧。

 

麻酔が効いてくると「鼻の奥が腫れた様な感覚」で息苦しく感じました。しかし実際には薬で鼻腔が拡張されているのか、鼻呼吸は普段よりスムーズでした。

 

矛盾を感じながら、初めての胃カメラにかなり緊張しました!

 

 

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いよいよ胃カメラ挿入!

 

 

麻酔が効いているので細かな感触は感じませんが、鼻の奥をぐっと押されている様な感覚がした後、喉の奥に内視鏡の感触を感じます。

 

目の前のモニターにカラーで映像が映し出されていて、ドクターは「画面見てると気分が紛れるかも」とおっしゃっていましたが、自分の内部をタイムリーに見ているのは微妙な気分でした・・・が!

 

めちゃめちゃ綺麗に鮮明に見えます!これには驚きました。

 

時々泡や、粘膜の様なものがあって映像が見にくいと、内視鏡を操作して水を噴射して綺麗にしながら撮影し進んでいきます。

 

胃に入ると、内視鏡から空気を送り込んで胃を膨らまして撮影しやすくするんですが、これがなかなかの膨満感で、結構辛く感じました。

 

 

幸い胃には大きなトラブルもなく、「とても綺麗です。」というお褒めの言葉をいただいて終了でした。

 

カメラを抜くときに空気を吸引して抜いてくれるので、この時点ですっと楽になります。

 

これで検査終了です。

 

内視鏡を抜くときには、痛みはもちろん苦しい感じも特にありませんでした。

 

 

胃カメラとバリウムどっちがい良い?違いは?

 

 

今回、バリウム検査を胃カメラに変更して人間ドックをして来ました。

 

結論としては、検査結果の信頼感などは胃カメラが上だと感じました。

 

 

私が感じた胃カメラのメリット

 

  • 想像以上に綺麗な画面で、はっきりと目視できて安心感がある。
  • 病変があった場合に再検査ではなく、すぐに組織のサンプルを採取出来る。
  • 被曝しない。
  • 便秘にならない。

 

私が感じた胃カメラのデメリット

 

  • 麻酔が効いて来た時の喉の奥の腫れた感じが辛い。
  • やはり、カメラを挿入する時は苦しい。

 

私個人の感想としては、検査的には圧倒的に「バリウム検査」が楽でしたが、検査の信頼感と被曝リスク、便秘リスクを考えると、次も胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)にしようかな・・・という結果でした。

 

みなさんの参考になれば幸いです。

 

 

バリウム検査についてはこちらの記事も読んで見てください。

 

バリウムが出ない時の記事→バリウムが出ない!翌日にやるべき4つの事、やったらマズい1つの事

 

バリウム検査前日のアルコールの記事→バリウム検査前 アルコールは前日に飲んでも大丈夫?

 

バリウム検査当日のタバコの記事→バリウム検査の当日は禁煙?タバコは吸っても良い?

 

 

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