小さな我が子が、大人の見よう見まねでボールを投げたとき、左手で投げたら…
多くのパパやママは、こんなふうに反応します。
「あ!左利きかも!〇〇ちゃ~ん、もう1回投げてごら~ん。」
子供が再び、迷わず左手で投げたら、パパとママはこう言いますね。
「やっぱりそうだ!左利きだ!サウスポーだ!野球させるといいかも?!」
そんなふうに驚くということは…左利きが少ない証拠かも知れませんね。
今回は、左利きの人の特徴、男女差などをテーマにとり上げてみました。
知られざる左利きのデメリットや苦労についても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
左利きの人の「割合」
世界的に見て、左利きは全人口の1割強だとされています。
もちろん、世界中の人たちにくまなくアンケートを取ったわけではありませんが、おおむね15%程度であろうという数字が出ています。
仮に、学校の全校生徒数が300人だったとすると、30人~45人ほどが左利きということになります。
男女差はあるの?
特別視されやすい左利きですが、左利きが占める割合に男女差はあるんでしょうか?
相対的には、女性よりも男性の方が左利きは多く見られるようです。
しかし、どうして男性の方が多いのかということについては、今のところ明確な答えが見出せていません。
左利きの人が持つ特徴については、この後で解説していきますが、ここでは2つにしぼって男性と女性の特徴を挙げておきます。
・左利きの男性はモテる人が多いらしい。
・左利きの女性は「男性的」な部分を持っているらしい。
左利きの人が持つ「特徴」って?
先日のナイティナインの『お見合い大作戦』の中で、好きなタイプの男性の条件として「左利き」を挙げている女性がいました。
女性の中には、左利きの男性に惹かれるという人が結構いる様です。
でも、女性が左利きの男性に惹かれる理由は、「左手や左足を使っているから」というものではありません。
女性たちが、左利きの男性のイメージに魅力を感じているのですが、そのイメージは左利きの男性は「天才っぽい」「音楽センスがある」「芸術家っぽい」といった感じの様です。
なるほど、女性は様々な男性を観察し、「左利きの男性にはこんな素敵な特徴がある!」と発見したんですね。
確かにこのイメージが正解なら、左利きの男性がモテることにも納得ができます。
でもなぜ、左利きの人には、天才っぽいとか芸術肌っぽいなどの特徴が見られるのでしょうか。
これには、実は「脳」との関わりが関係しています。
左手・左足をふくめ、左半身をつかさどっている脳は、右側の脳です。
右側の脳で、反対側の体を動かしているんですね。
日ごろから、左手や左足をよく使っているということは、右の脳への刺激がたくさん行っているということになります。
右脳は、「運動や芸術」、そして「ひらめき・直観」などを担当している脳です。
右脳が発達することにより、スポーツや音楽や絵、直観などのセンスも磨かれていきます。
左利きの人が天才肌だったり芸術肌だったりするのは、どうやら右脳が発達しているからではないかというのが一説のようです。
左利きの人特有のメリットとデメリット
では、左利きの人にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
【メリット】
・ものごとを理解してからの「応用力」が優れている
・理屈ぬきに直観でものごとを感じ取る能力が高い
【デメリット】
・どちらかというと理詰めでものごとを考えるのは苦手
・食事の席で、右利きの人とひじがぶつかる
・世間は右利きが多いため、あらゆる物が右利きに便利なように造られていて左利きには使いにくい。
例:包丁やナイフ、はさみなどの道具類。自動販売機のコインを入れる場所も右側。
財布も市販のものはほとんどが右利きを前提として作られている。
なお、少数ながらも「左利き専用のはさみ」や「左利き専用の財布」も販売はされています。
左利きの人は、いつも右利きの人たちの世界で苦労していますよね。
左利きの人にとって、左利き専用の製品と出合うことは、長年悩まされた肩こりが解消するのと同じくらいすっきりするものらしいですよ。
まとめ
左利きの人が家族にいる場合はよくわかることですが、一般的に左利き用に作られている商品は値段が少し高めです。
左利き用の物をあまり生産していないからというのが理由ですね。
料理道具や筆記用具もそうです。
特に、ゴルフ用品は元の値段が高いだけに、さらに左利き用で安いものを探すのは大変なようです。
天才と呼ばれたり、女性にモテたりする素敵な特徴もありますが、苦労も絶えないようですね…。
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